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Kodatuno内部でのCADデータの構成
Kodatunoへ取り込まれた3D-CADデータ(BODY)は,JAMA-IS(Ver. 1.04)に準拠した階層構造をによって表現,保持されます. 下図は内側に2つのトリム面を持つ曲面(BODY)がKodatuno内部でどのように表現されているのかを示した例です.
BODYはまずエッジを表すNURBS曲線群(N/C edge*)とトリムを持つNURBS曲面(Trim/S)の2種類に分けられます. Trim/Sはさらに,トリム前のNURBS曲面(N/S)と,そのN/Sのパラメトリック空間内でトリムを構成するNURBS曲線群(N/C Outer/Inner*) に分けられています.N/C Inner*はN/Sの内周をトリムするNURBS曲線群を表しています.今回の例では,2つの内周トリムが存在しており, これらはそれぞれ複合曲線(COMP I*)と呼ばれる構造体に格納されています.更に,COMP I*は面上線(CONPS 2)の構成要素として表現されています. また,N/C Outer*はN/Sの外周トリムを構成するNURBS曲線群を表しています.(今回の例の場合は,N/Sの外周と一致しています.) N/C Outer*もN/C Inner*と同様,複合曲線(COMP O),更に面上線(CONPS 1)に格納されています.
BODYを構成するオブジェクトの実際の構造体による表現は3.8 CADデータの内部表現 を参照してください.[BODYの階層構造]
Copyright(C) Kodatuno Development Team, 2011 | Last modified: January 7, 2019 |