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Kodatunoを動かしてみよう
Kodatunoの起動から実行までの手順を以下に示します。(開発環境の構築は終了しているものとします。)
Kodatunoには、1.1 Kodatunoとは で述べたとおり、GUIが既に実装されたW/S Ver.と、 GUIが実装されていないN/G Ver.の二つがあります。N/G Ver.はGUI実装が無い分ソース数は少ないですが、Kodatunoが 提供するモジュールを組み合わせてCAMアプリケーションを作成するためのユーザーインターフェースも少ないため、 Kodatunoを内部まで理解可能な上級者向けのバージョンとなります。
まずは、W/S Ver. に慣れていただき、カーネル部にまで変更を加えたい状況になった場合はN/G Ver. を利用頂くことを お勧めします。よってこれ以降はW/S Ver.をメインとしたユーザーズガイドとなっていますので、ご了承ください。
- Kodatunoの入手
下記URLよりKodatuno R***をダウンロードします。
http://www-mm.hm.t.kanazawa-u.ac.jp/research/kodatuno/
ダウンロードしたKodatuno圧縮ファイルを任意の場所へ解凍します。 解凍が完了すると、"Kodatuno_R***"なるフォルダが生成されます。
- OpenGL glut.hのインクルード先指定
使用するOSによってglut.hのインクルード先が異なります。ダウンロードし解凍したKodatunoフォルダから、"Kodatun R***"--> "00_No GUI Ver"-->"Src"あるいは"01_WideStudio Ver"-->"Src"と辿り、"StdAfx.h"を開いてください。デフォルトの設定は次のように Windowsに対応したインクルード先になっています。各自のOSに合わせて、適宜変更してください。
- Wide Studio Versionの動作確認
- Wide Studioの起動、Kodatunoプロジェクトの読み込み
Wide Studioを起動します。
ツールバーから、"プロジェクトの読み込み"を選択すると、ファイル選択ダイアログが表示されます。 ダウンロードし解凍したKodatunoフォルダから、"Kodatuno R***"-->"01_WideStudio Ver"-->"Src"と辿ると、"Kodatuno.prj"なる Wide Studio専用のプロジェクトファイルがありますので、これを選択し"OK"。これでWide StudioにKodatunoが 読み込まれたことになります。
- コンパイルと実行
Wide Studioのツールバーから"ビルドオール"をクリック。Kodatunoのコンパイルが実行されます。
Wide Studioのメッセージダイアログの最下行に"終了しました."が表示されたら、コンパイルERRORがないことを 確認し、ツールバー"実行"をクリック。これでKodatunoアプリケーションが起動します。
[Wide Studioのツールバー]
※ No GUI Version (Wide Studioを用いないVersion)の動作確認
所定のコンパイラーを用いて"Kodatuno R***"-->"00_No GUI Ver"-->"Src"にあるソースを全てコンパイルし、 実行ファイルを生成してください。gccをお使いの場合は、同フォルダ内にあるmakeファイルを利用ください。
Copyright(C) Kodatuno Development Team, 2011 | Last modified: Nov. 11, 2011 |