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W/S Versionが持つ機能
W/S Versionでは、あらかじめ種々の機能が用意されており、 Kodatunoコンソールに登録されたコマンドを入力することにより、所定の機能を実行することができます。 登録されているコマンドを以下に示します。
- verinf -f
バージョン情報をコンソールに出力します。
引数fを指定すると、kodatunoの正式名称を出力します。
- open -N (File Name)
IGES/STLオープンダイアログを表示します。
引数Nを指定すると、その後に指定したFile Nameのデータをダイアログを表示することなく取得することができます。
- wire
選択されたBodyをワイヤーフレームで表示します。
引数:なし
- scale -r (Value)
現在のグラフィックの描画スケールを出力します。
引数rを指定すると、Valueで指定した値のスケールに変更します。
- tol -r (Value)
現在の描画の精度(トレランス)を出力します。
引数rを指定すると、Valueで指定した値のトレランスに変更します。指定できるトレランス値は1以上で、 値が小さい方が高精度な描画となります。デフォルト値は20です。
- cpview
コントロールポイントを描画します。
引数:なし
- surfinfo
曲面情報をコンソールに出力します。 引数:なし
- exp -r (Value)
引数rを指定すると、Valueで指定した倍率でBODYを拡大・縮小します。
- move -r (Value_X) (Value_Y) (Value_Z)
引数rを指定すると、Valueで指定した移動量だけでBODYを平行移動します。
- rots
回転サーフェスを生成します。 1つの曲線を選択後、このコマンドを入力します。
回転サーフェス生成ダイアログが表示されますので、所定のパラメータを入力し"OK"ボタンで、 選択した曲線を360度回転させた曲面が生成されます。またのことき、"NewBody"という 名前で生成したNURBS曲面がBodyとして新たに登録されます。ただし、R1.1現在、回転角度は360度のみ対応している。
引数:なし。
[回転サーフェス生成の過程]- sweeps
スイープサーフェスを生成します。
1つの曲線を選択後、このコマンドを入力します。 スイープサーフェス生成ダイアログが表示されますので、所定のパラメータを入力し"OK"ボタンで、 選択した曲線をスイープさせた曲面が生成されます。
引数:なし。
[スイープサーフェス生成の過程]- nurbsc
NURBS曲線を生成します。
このコマンドを入力すると、NURBS曲線生成ダイアログが表示されますので、生成したいNURBS曲線の種類及び、 Inputファイルを選択し、"OK"ボタンを押すと、1つのNURBS曲線が生成されます。またのことき、"NewBody_C"という 名前で生成したNURBS曲線がBodyとして新たに登録されます。
Inputファイルは、制御点のx-y-z座標を1行として点数分記述します。ファイル形式はCSV形式とし、ファイル拡張子は ".inp"とします。サンプルInputファイルが"Kodatuno_R***\Input\NurbsC"にあります。
引数:なし。
[NURBS曲線生成の過程]- nurbss
NURBS曲面を生成します。
このコマンドを入力すると、NURBS曲面生成ダイアログが表示されます。生成したいNURBS曲面の種類及び、 Inputファイルを選択し、"OK"ボタンを押すと、1つのNURBS曲面が生成されます。またのことき、"NewBody_S"という 名前で生成したNURBS曲面がBodyとして新たに登録されます。 引数:なし。
[NURBS曲線生成の過程]- chrank -r (Value_U) (Value_V)
引数rを指定すると、Valueで指定した階数の曲面へと変更します。 現時点では曲面のみへの対応となっています。 階数を上げる場合は注意が必要です。階数はコントロールポイントの数に依存します。
[NURBS曲面の階数の変更例]
※N/G Versionでは、これらのコマンドは用意されていませんが、1.2 階層構造 で示したように、 KodatunoではGUI部とGE部が独立しているため、上記の操作の内、NURBS曲面/曲線の生成に関しては GE部が用意する関数として用意されています。
Copyright(C) Kodatuno Development Team, 2011 | Last modified: Nov. 11, 2011 |