南保流香箱蟹道の極意

#01

(監修:南保師範

香箱蟹(こうばこがに) とは、全長200〜300mm程度の、金沢で好まれるズワイガニのメスのことで、福 井など地方によってはセイコガニとも呼びます。金沢の人々は11月、これが 「解禁」されるのを待って、一斉に食します。ズワイガニに比べて見掛けは地 味ですが、身よりも卵やみそを食べるのを目的としています。しかし、うまく 処理しないと、なにしろ小さな蟹ですので楽しむことができません。

ここでは、香箱蟹道を極めて30年の南保師範直伝の蟹の捌き方を御紹介しま す。

目次

  1. 仕入れ
  2. 必要なもの
  3. 茹でる
  4. 甲羅の処理
  5. 足の処理
  6. 食べていいとこわるいとこ

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[能書き] [1.仕入れ] [2.必要なもの] [3.茹でる] [4.甲羅の処理] [5.足の処理] [6.食べていいとこわるいとこ]


, by N.Asakawa